教育方針
作業療法学専攻では、保健医療福祉領域における作業療法士としての高度な専門的知識と技術に加えて、少子高齢社会における障害のある者及び高齢者や犯罪をした者等の地域における生活課題に対する解決力や、自立生活支援のための新たなサービスや機器開発等の着想ができる創造力を身につけ、関連する多職種間と連携・協働を行い、地域社会に貢献できる人材を養成する。
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《作業療法学専攻のディプロマ・ポリシー》
作業療法学専攻では、所定の規則に基づき141単位の単位取得及び上記の要件を充たしたうえで、次のような能力・資質を備えた人物に学士(専門職)の学位を授与する。
(1) | 作業療法士として必要な専門知識と技術を有し、リハビリテーション専門職として、質の高いかつ安全なサービスが提供できる。 |
(2) | 問題解決に必要とされるコミュニケーション能力を有し、多職種間と信頼関係を構築し、連携・協働を行うことができる。 |
(3) | 対象者を全人的に理解・尊重し、倫理観を持って対象者および家族の生活を支援できる。 |
(4) | 生活(作業)を科学とする知識と技術を実践することができ、問題解決に向けて主体的に取り組むことができる。 |
(5) | 作業療法士の社会的役割を認識し、地域の保健医療福祉の向上に貢献できるとともに、学術的探求と指導的な役割を担うことができる。 |
《作業療法学専攻のカリキュラム・ポリシー》
(1) | 作業療法士になるために必要な基礎的知識と技術、さらにそれらを活用できる人材を育成する。 |
(2) | 多職種との連携・協働を行うために、他の職種と良好なコミュニケーション能力を有するとともに、リーダーシップを発揮できる人材を育成する。 |
(3) | 作業療法士としての使命感や責任感を有し、人の多様な生き方、価値観を理解・尊重して、対象者および家族の生活を支援できる人材を育成する。 |
(4) | 作業療法の実践過程を学ぶことを通して論理的に思考し、判断できる人材を育成する。 |
(5) | 科学の進歩や社会の変化に常に関心をもち、作業療法士として自己の夢を実現させるための心構えを身につけた人材を育成する。 |
《作業療法学専攻のアドミッション・ポリシー》
(1) | 高等学校卒業相当の基礎学力を有する人 |
(2) | 柔軟な視点をもって論理的に考え、科学的な根拠に基づき適切に判断し課題や問題を解決することができる人 |
(3) | 他者を理解し、他者と協調性をもって連携・協働しつつ、自己中心的にならず自分の考えや行動に責任が持てる人 |
(4) | 自ら学ぶ姿勢を持ち続け、探求心をもって学修に積極的に取り組む人 |
(5) | 保健医療福祉分野に関心があり、作業療法士になろうとする高い意欲と、社会に貢献する意欲を持つ人 |