国際交流

「国際交流」とは 海外研修 海外研修リポート 海外交流授業

「国際交流」とは

実践的な知識と技術、専門職としての人間力と倫理観をもち、多職種と連携、協働しながら自らの専門性を発揮し、将来を切り開いていける世界に羽ばたく国際的な理学療法士・作業療法士・言語聴覚士育成のために国際交流プログラムをもうけています。

海外研修

高知リハビリテーション専門職大学学生海外研修制度に基づき、ふさわしいと認められた3年次生は、海外で研修を実施します。

2022年度海外研修

日程 2022年8月29日(月)~9月4日(日)
参加者 理学療法学専攻3年次生2名、作業療法学専攻3年次生1名、言語聴覚学専攻3年次生1名、教員2名
場所 アメリカ ハワイ州 ホノルル
内容
  • ハワイ大学とリハビリテーション病院の視察
  • ハワイ大学Kapiolani Community College PTコース、Adventist Health Castle リハセンター、ハワイ大学Kapiolani Community College OTクリニック、Kulana Malana小児人工呼吸器センターを視察し 米国とハワイのヘルスケアを学びます。

海外研修リポート

理学療法学専攻3年生 元石 初希さん (私立屋久島おおぞら高等学校卒)

アメリカの保険制度やハワイのヘルスケアについて学びました。 アメリカの保険制度やハワイのヘルスケアについて学びました。

学んだこと

ハワイ研修で特に学んだことは、学生が授業に取り組む姿勢が積極的だったことです。授業では、オリエンテーションがとてもスムーズで、普段の授業からしっかりと行っているのだなと感じました。また、質問する際には「分かりません」ではなく、「自分のどこがいけないですか」と具体的に質問していました。今まで授業中に質問はなかなかできませんでしたが、分からなかったら具体的にどう分からないのか質問しようと思いました。

 

ハワイでの体験

ハワイは自然がとても豊かで、ホテルの近くにあるショッピングセンター内には大きな木があり驚きました。自由時間にシュノーケリングやボディーボード、ハイキングをして自然を満喫してきました。シュノーケリングでは幸運なことに海亀を見ることができました。また、ハワイの方は目が合うと「ニコッ」と笑って「ハロー」と挨拶をしてくれたり、話をしてくれてとてもフレンドリーでした。日本語英語でも通じ会話が楽しかったです。

作業療法学専攻3年生 鎭田 菜摘さん(高知県立窪川高等学校卒)

学んだこと

OTクリニックという、学生が実習という形で日常的に実際の対象者に無料で作業療法を行うシステムを取り入れている大学があることを知りました。日本の場合は一定期間、病院や施設で指導者のもと行い、料金も発生します。しかし訪問した大学では学生の自信に繋がると共に対象者も無料で受けられるという、双方にメリットのある仕組みがあることに驚き、私も負けないように今以上に頑張って勉強していこうと思いました。

ハワイでの体験

ボディーボードをしているところ。 ボディーボードをしているところ。

勉強に加え、ボディーボードやシュノーケリング、ハイキング、ショッピングと様々な体験もさせて頂きました。ハワイの海は日本の海の色よりも明るく透明感のある青色でとても綺麗でした。1週間という短い期間ではありましたが、現地でお世話になった方もとても優しく、私にとっては一生の経験と思い出を沢山させて頂き、これからの人生に活かしていきたいと思える心に残る研修になり、このような機会を与えてくださった大学に感謝しています。

海外交流授業

海外の大学から関連分野で活躍されている教員を招聘し、講義・講演を開催しています。
Professor Martijn A. Spruit (オランダMaastricht University・CIRO)
2021年12月20日 Zoom開催。世界の「呼吸リハビリテーション」の権威の先生に、ウェブを繋いでライブで特別授業(学長の同時通訳)を行いました。今後は様々な分野で活躍されている世界の有名教授の授業を増やしていく予定です。

米国の呼吸療法士の教授による体験型ワークショップでは、講義だけでなく演習や実症例を交えながら、シミュレータで再現した目の前にいる患者さんの人工呼吸器管理の方法を学びました。今後は学生留学制度や海外姉妹校の設立を行います。