教員紹介

有光 一樹

有光 一樹

職名 講師
所属 リハビリテーション学科 作業療法学専攻
担当科目 運動機能学、地域課題研究Ⅱ、運動生理学実習、作業療法運動学演習、機能代償学理学療法実習、作業療法セミナー、作業療法評価実習Ⅰ(身体系)、身体障害作業療法実習Ⅰ(中枢神経系)、臨床作業療法技法実習Ⅰ(PBL)、臨床作業療法技法実習Ⅱ(PBL)、機能代償学作業療法実習、作業療法臨床実習Ⅰ、作業療法臨床実習Ⅱ、作業療法臨床実習Ⅲ、作業療法地域支援実習、応用作業療法学演習、作業療法総合演習Ⅲ

研究テーマ

地域の介護予防事業に関する研究

高知県の高齢化率は全国的に比べても圧倒的に高い現状にあります。地域包括ケアシステム構築に向け、作業療法士はその人の持っている生活機能を十分に発揮することができるスキルを持っています。そのため、私は高知県の各市町村から派遣依頼を受けてその土地の高齢者がいつまでも元気に自分がしたい生活を実施できるための研究を行っています。

メッセージ

地域で高齢者の生活の仕方は異なります。実際の現場へ行き、地域住民の話を聞いたり、生活動作を確認させていただくことで地域の課題が多く見つかります。是非フィールドワークを取り入れながら地域の課題を作業療法士の視点で解決しませんか?

主な業績

著書

  • 痴呆性老人のためのユースフルアクティビティ(共著,1999,三輪書店)

論文

  • 運動機能と口腔機能との関係について-介護予防事業を展開する通所型サービスCについて-.地域リハビリテーション15:190-194,2020(共著)
  • 模擬患者に対する実践的なPBLが臨床実習に与える影響.リハビリテーション教育研究21:240-241,2015(共著)
  • PBLがCT能力、EQSに与える影響について.リハビリテーション教育研究20:134-135,2015(単著)

研究発表

  • 介護予防の視点で考える踵から歩くことを意識する意義.第55回日本作業療法学会.2021.9(筆頭演者)
  • 生活行為の工夫でフレイル予防-掃除動作に着目した生活行為の工夫-.第55回日本作業療法学会.2021.9(共同演者)
  • 地域ケア会議におけるリハビリテーション専門職の役割と課題-会議構成員の調査から-.第53回日本作業療法学会2018.9(共同演者)

業績詳細

論文詳細

  • メタ認知方略を用いた国家試験対策.リハビリテーション教育研究19:200-201,2014(共著)
  • 国家試験に影響する学習方略の要因. リハビリテーション教育研究18:61-62, 2013(共著)
  • 評価実習に対する問題基盤型学習が学習方略、情動知能尺度に与える影響.リハビリテーション教育研究17:62-63, 2012(共著)
  • 学習行動を促すためのペア学習の取り組み.リハビリテーション教育研究15:58-60, 2010(共著)
  • 左半側空間無視におけるシーティング導入の意義.作業療法ジャーナル43:288-294,2009(共著)
  • グループ訓練振り分けのための興味チェックリストの開発.総合リハビリテーション29:757-762,2001(共著)

研究発表

  • 急性期病院から行なう地域連携の重要性と作業療法士の役割. 第53回日本作業療法学会.2018.9(共同演者)
  • Correlation between ocular movements and practical gait ability眼球運動と実用的な歩行能力との関連. The Ist Asia-Pacific Occupational Therapy Symposium. 2017.10(共同演者)
  • Factors involved in the improvement of practical walking ability
    実用的な歩行能力向上の要因.The Ist Asia-Pacific Occupational Therapy Symposium. 2017.10(筆頭演者)
  • Relation of GPA and national examination results GPAと国家試験の関係.第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会.2014.6(筆頭演者)
  • シーティングが精神機能に与える影響.第10回高知県作業療法学会.2012.2(筆頭演者)
  • 認知症患者におけるシーティングの効果.第9回高知県作業療法学会.2011.2(筆頭演者)
  • シーティングが社会適応行動へ及ぼす影響.第44回日本作業療法学会.2010.6(筆頭演者)

学歴・経歴

学歴

1997年(平成 9年) 高知リハビリテーション学院作業療法学科 卒業
2002年(平成14年) 佛教大学社会学部社会福祉学科 卒業
2008年(平成20年) 高知大学大学院医学系研究科医科学専攻前期博士課程修了 修士(医科学)

その他詳細

資格・免許

1997年(平成 9年) 作業療法士
2005年(平成17年) 福祉用具プランナー

所属学会

日本作業療法士協会
高知県作業療法士会

学会における活動

2010年(平成22年)~現在 日本作業療法士協会学会演題査読委員
2017年(平成29年)~現在 リハビリテーション職能3団体連絡協議会委員
2020年(令和2年)~現在 高知県作業療法士会 理事

社会における活動

2002年~2016年(平成14年~平成28年) 特定医療法人防治会いずみの病院 非常勤
2004年(平成16年)~現在 土佐市・春野町介護認定審査会委員(現:土佐市)
2011年~2019年(平成23年~令和元年) 社会福祉法人土佐市社会福祉事業団デイサービスセンター陽だまり 非常勤
2016年~2019年(平成28年~平成31年) 特定医療法人防治会きんろう病院 非常勤
2019年(令和元年)~現在 土佐市地域医療カンファレンス実行委員
2019年(令和元年)~現在 土佐市地域ケア会議
2019年(令和元年)~現在 黒潮町地域ケア個別会議
2019年(令和元年)~現在 黒潮町通所型短期集中運動機能向上サービス
2020年(令和2年)~現在 土佐市地域ケア個別会議
2020年(令和2年)~現在 通所リハビリテーション連絡協議会理事
2021年(令和3年)~現在 仁淀川町短期集中相互支援プログラム構築支援のための助言・指導