岩﨑 洋
職名 | 教授 |
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所属 | リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
担当科目 | 脊髄障害理学療法実習、義肢装具学演習、義肢・装具作業療法実習、理学療法臨床実習Ⅰ、理学療法臨床実習Ⅱ、理学療法臨床実習Ⅲ、理学療法地域支援実習、応用理学療法学演習 |
研究テーマ
シーティングから考える車椅子・椅子の製作に関する技術開発
シーティング(Seating)とは、「座位」を適切に整えることであり、臨床では障害をお持ちの方、患者様に医学的根拠のある椅子・車椅子を製作することであります。そのためには知識、技術が必要なため、簡易で継続できる方法の開発に努めております。
メッセージ
臨床場面での結果、事実をきちんと解釈ができ、適切に対応できる人材の育成に努めたいと思います。その準備として、日常で起こる事実を、疲れない程度に考えて下さい。意外と知らない自分に気づくことがありますよ。
主な業績
著書
- 理学療法ガイドライン 第2版(共著,2021, 医学書院)
- 脊髄損傷理学療法マニュアル 第 3版(共著, 2020, 医歯薬出版)
- シーティングの技術のすべて(共著,2020, 医歯薬出版)
論文
- 長期間に渡る断続的支援によって実現した高位頚髄損傷児における電動車椅子操作の獲得. 車椅子シーティング研究3:17-24,2018(共著)
- 自家用車としての福祉車両の現状 身体障害者の移動手段. 総合リハビリテーション46:721-730,2018(単著)
- 異所性骨化が生じた頚髄損傷者への除圧と姿勢改善を目的とした車椅子シーティング. 日本褥瘡学会誌 17:179-484,2016(共著)
研究発表
- シーティングを考慮したシャワーキャリーの開発. 第10回日本シーティング・シンポジウム.2014.11(共同演者)
- 難治性褥瘡患者に対する遠隔地間シーティングにおけるモールド式クッションの適合. 第30回日本義肢装具学会.2014.10
- 二分脊椎に対するシーティング・クリニックの紹介. 第31回日本二分脊椎研究会.2014.7(筆頭演者)
業績詳細
著書
- 最新の治療2018~2020(共著, 2018, 南江堂)
- PTマニュアル脊髄損傷の理学療法第 3版(共著,2017, 医歯薬出版)
- 理学療法を活かす褥瘡ケア 評価・治療・予防(共著,2016, 文光堂)
論文
- 車椅子の種類と動作障害に応じた用い方の要点. 理学療法 27:208-216,2010
- 高位頚髄損傷者使用電動車椅子の段差走行時における身体揺動評価. 人間工学45:82-98,2010(共著)
研究発表
- 製作に時間を要した二分脊椎の座位保持装置. 第8回日本シーティング・シンポジウム.2012.11(共同演者)
- 在宅復帰したベンチレーターを使用する高位頚髄損傷者と介護者の意識調査. 第42回日本理学療法学術体会.2007.4(共同演者)
受賞
2017年(平成29年) 瑞宝双光章学歴・経歴
学歴
1979年( 昭和54年) | 高知リハビリテーション学院理学療法学科 卒業 |
1986年(昭和61年) | 東京経済大学経営学部経営学科 卒業(経営学士) |
その他詳細
資格・免許
1979年(昭和54) | 理学療法士 |
所属学会
日本理学療法士協会
日本脊髄障害医学会
日本褥瘡学会、
日本シーティング・コンサルタント協会
学会における活動
2020年(令和2年)~現在 | 日本シーティング・コンサルタント協会 顧問 |
社会における活動
2010年~2018年(平成22年~平成30年) | 義肢装具士国家試験委員 |
2016年~2017年(平成28年~平成29年) | ボッチャ協会テクニカルアドバイザー |
2020年(令和2年)~現在 | 高知県身体障害者更生相談判定会スーパーバイザー |
2020年(令和2年)~現在 | 日本聴導犬協会 理事 |