池 聡
職名 | 助教 |
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所属 | リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 |
担当科目 | 失語症学、失語・高次脳機能障害検査実習、発声発語・嚥下障害検査実習、言語聴覚療法セミナーⅡ、地域課題研究Ⅰ、地域課題研究Ⅱ、言語聴覚療法総合演習Ⅱ、応用言語聴覚学演習、言語聴覚療法臨床実習Ⅰ、言語聴覚療法臨床実習Ⅱ、言語聴覚療法臨床実習Ⅲ |
研究テーマ
高次脳機能障害(主に失語症)領域における研究
高次脳機能障害の主な原因は大脳の損傷によるものです。損傷する部位によって様々な障害がみられることや、外見からは障害の有無が分からないことも多いので、日常生活場面で困っている方も多いです。そのような方々の原因や症状、経過などについて調査、研究していきます。
高知県内における言語聴覚士の活動について
近年、言語聴覚士は様々なところで必要とされています。全国的には「失語症意思疎通支援事業」、高知県独自の活動として「発達障害早期支援エキスパート事業」に関わっています。訪問リハビリテーションに関わる病院・施設も増加してきており、吃音に対してもその専門性が必要とされています。高知県内の言語聴覚士の現状について調査していきます。
メッセージ
言語聴覚士として様々な活動をさせていただいている中で、自分からどんどん動いていくことでとても勉強になると日々、感じております。大変なこともあり、全部を一人ですることは難しいですが、色々な方と協力しながら乗り越えると達成感ややりがいもあります。学生の皆さんも一緒にいろんなことに挑戦していきましょう。
主な業績
研究発表
- 高知県内における乳幼児健康診査の現状について-各市町村へのアンケートより-.第16回四国言語聴覚学会.2021.11(筆頭演者)
- 音韻操作障害と失構音を呈した一例.第19回日本言語聴覚学会.2018.6(共同演者)
- 失語症に対するアプローチの現状と課題.第17回日本言語聴覚学会.2016.6(共同演者)
業績詳細
論文
- 自動音声認識を用いた単音節明瞭度評価の検討.保健医療学雑誌13:16-22,2022(共著)
- 行動観察における学生の記録達成率の変化 自閉症児の訓練場面のビデオを用いた検討.高知リハビリテーション学院紀要19:49-54,2018(共著)
- ルーブリックを評価基準に用いた感想文指導に関する研究.高知リハビリテーション学院紀要19:55-60,2018(共著)
- ルーブリックを評価基準に用いた小論文指導に関する研究.高知リハビリテーション学院紀要19:61-64,2018(共著)
研究発表
- 介護医療院における摂食嚥下障害者の摂食状況の調査.第26・27回日本摂食嚥下リハビリテーション学会.2021.8(共同演者)
- 構音障害児の聴覚音声系言語学習能力を向上させることば遊び.第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会.2021.7(共同演者)
- 舌挙上における運動強度を高めるための工夫-表面筋電図を用いての検討-.第24回高知県言語聴覚学会.2021.3(共同演者)
- 失語症、構音障害、嚥下障害に対する言語聴覚療法の現状と課題.第12回四国言語聴覚学会.2016.7(筆頭演者)
学歴・経歴
学歴
2010年(平成22年) | 高知リハビリテーション学院言語療法学科 卒業 |
2010年(平成22年) | 人間総合科学大学人間科学部人間科学科 卒業 学士(人間科学) |
2019年(平成31年) | 高知大学大学院 総合人間自然科学研究科 医科学専攻卒業 修士(医科学) |
その他詳細
資格・免許
2010年(平成22年) | 言語聴覚士 |
2022年(令和4年) | 臨床神経心理士 |
所属学会
日本言語聴覚士協会
日本高次脳機能障害学会
日本音声言語医学会
日本嚥下障害臨床研究会
高知県言語聴覚士会
学会における活動
2016年(平成22年)~現在 | 高知県言語聴覚士会 理事 |