地域全体が、学術と情熱をぶつけるキャンパスになる。
高知リハビリテーション専門職大学 ジョブサポートセンターは、「地元・高知を自らの手で盛り上げたい」という熱い志を持つ学生が集う、専門性を社会実装するための実践・研究拠点です。私たちは、大学で深く学んだ作業療法学の高度な専門知識と技術を、病院の中だけに留めず、高知の地域社会へ展開し、新たな職域の開拓と地域共生社会の実現という大きなテーマに挑んでいます。
「自分の専門性が、故郷を救う力になる」という、他では得られない挑戦と成功体験が、ここにあります。
活動詳細:専門性が高知を変える最前線のプロジェクト
ジョブサポートセンターの活動は、地域が抱える多様な課題に対し、作業療法士の「作業活動(Occupation)を通じた支援」の視点を応用し、多岐にわたる団体・機関と連携する具体的な実践プロジェクトで構成されています。
1. 地域活性化と予防医学の実践:「食」と「働く」を通じた交流
活動の主軸は、土佐市高岡商店街の活性化を目指す「高岡蚤の市」への参画です。学生の企画と実行力で、商店街を世代を超えた交流と「働く」を通じた支援の場に変えています。
〇コミュニティ創出と食を通じた交流: 学生と高齢者、障害を持つ方、そして地域住民が協力して調理・販売する焼きそば、フランクフルト、お好み焼きは、毎回大盛況です!この共同作業は、世代や立場の違いを超えた協働と交流を生み出し、地域のつながりを再生しています。
〇健康と生きがいづくりの実践(予防医学): 地域の高齢者が丹精込めて育てた野菜の販売を学生がサポート。これは単なる販売ではなく、「働くこと」を通じた生きがいづくりとフレイル(虚弱)予防に貢献する、作業療法の重要な実践です。
〇障害者の社会参加促進: 障害者支援施設の入所者が制作した新聞エコバッグや作品の販売を支援。施設外での継続的な社会参加の場を提供し、作業活動の専門性を活用した経済的・精神的なウェルビーイングの向上に繋がっています。
2. 職域開拓と社会的課題への挑戦:被害者支援からマルチ連携へ
大学で培う専門性を駆使し、リハビリテーションの枠を超えた社会的課題解決に貢献しています。
〇社会的孤立と生活再建への貢献(被害者支援): 高知県内の被害者支援センターと連携し、学生が被害者支援の応援活動に携わっています。作業療法学が持つ「生活再建」や「精神的ウェルビーイング(QOL)の向上」といった知見を、犯罪被害者の方々への支援という高度な社会的課題へ応用し、専門職としての新しい使命を果たす経験を積んでいます。
〇多分野とのネットワーク形成: 地域の障害者支援団体、高齢者支援機関に加え、行政やNPOなど、多岐にわたる団体・機関・人が集まり、情報や「good job」を共有しています。学生は、この活動の中で、未来の専門職に不可欠な多職種・多機関連携のマネジメント能力を実地で養っています。
未来の専門職を目指す若者へ
ジョブサポートセンターでの経験は、「リバビリは街の力!」というスローガンを体現し、大学で学ぶ知識を実社会で応用する最高の機会です。
高知を愛し、その情熱で地元を盛り上げたい。専門的な知識と技術で社会に新しい価値を創造したい。 そんな挑戦意欲を持つあなたの参加が、高知の未来、そしてリハビリテーションの未来をデザインする力となります。
拠点:高知リハビリテーション専門職大学施設、大学周辺
対象:障害児・者だけでなく、高知県民を中心とした四国地方の皆様
内容:社会参加への応援‼️