石川 裕治
職名 | 教授(言語聴覚学専攻長) |
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所属 | リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 |
担当科目 | 言語聴覚障害学総論Ⅰ、言語聴覚障害学総論Ⅱ、コミュニケーション論、地域課題研究Ⅱ、音声障害学実習、高次脳機能障害学、失語・高次脳機能障害評価実習、言語聴覚療法技術実習Ⅲ(失語)、言語聴覚療法技術実習Ⅳ(発声発語・嚥下障害)、言語聴覚療法臨床実習Ⅰ、言語聴覚療法臨床実習Ⅱ、言語聴覚療法臨床実習Ⅲ、言語聴覚療法地域支援実習、応用言語聴覚学演習 |
研究テーマ
高次脳機能障害(脳の働き)の評価と訓練
脳(主に大脳)は、言語や行為、認識といった人間が生活を行う上で重要な機能を司っている場所です。この大脳が障害されると、失語や失行、失認また、記憶障害や認知症といった高次脳機能障害が生じることになります。また、加齢などで、これらの機能が低下すこともあります。最近では、主に脳の機能が低下しないための予防方法や、早期に発見できる検査法について研究を行っています。
メッセージ
得意なことも、苦手なことも、できることなら楽しんで行うことが大切と考えます。この楽しんで行う知識と技術を身に着ければ、いい臨床家になれると思います。 “人に喜んでもらうことの喜びを求めて”を目指して一緒に言語聴覚士を目指しませんか。
主な業績
著書
- 臨床歯科医学・口腔外科学(共著, 2016, 医学書院)
- 言語聴覚療法シリーズ3 改訂高次脳機能障害(共著,2011, 建帛社)
- 言語聴覚療法シリーズ4 改訂失語症(共著,2011, 建帛社)
論文
- 3領域(失語症・構音障害・嚥下障害)の言語聴覚療法における(評価)に関して.リハビリテーション研究 24:88-89,2018(共著)
- 認知機能と摂食嚥下能力の関連. 言語聴覚研究14:287,2017(共著)
- 知的機能低下のある症例の言語機能について. 言語聴覚研究14:250,2017(共著)
研究発表
- 構音障害児の聴覚音声系言語学習能力を向上させることば遊び. 第47回日本コミュニケーション障害学会.2021.7(共同演者)
- 当院外来リハビリテーションにおける失語症者の就労支援状況.第23回高知県言語聴覚学会.2019.1(共同演者)
- 3領域(失語症・構音障害・嚥下障害)の言語聴覚療法における「評価」に関して-アンケート調査による現状と課題-. 第30回教育研究大会・教員研修会.2017.3(筆頭演者)
業績詳細
著書
- 理学療法士プロフェッショナル・ガイド(共著, 2003, 文光堂)
- 言語聴覚士のための頭部位診断図(第3版)(単著, 2002, エスコアール)
- 言語聴覚療法シリーズ4 音声障害(共著, 2001, 建帛社)
- 言語聴覚士の仕事(共著, 1998, 朱鷺書房)
- 嚥下障害の臨床リハビリテーションの考え方と実際(共著, 1998, 医歯薬出版)
論文
- 運動障害性構音障害に対するアプローチの現状と課題.言語聴覚研究13:236,2016(共著)
- 摂食・嚥下障害に対するアプローチの現状と課題.言語聴覚研究13:221,2016(共著)
- SLTA成績からみる失語症の長期経過.言語聴覚研究10:271,2013(共著)
研究発表
- 認知機能と摂食嚥下能力の関連. 第18回日本言語聴覚学会2017.6(共同演者)
- 摂食・嚥下障害に対するアプローチの現状と課題-医師の配置に着目して-. 第17回日本言語聴覚学会.2016.6(筆頭演者)
- 嚥下障害に対するアプローチの現状と課題. 第20回高知県言語聴覚学会.2016.1(筆頭演者)
- 摂食・嚥下障害に対するアプローチの現状と課題. 第27回日本嚥下障害臨床研究会.2015.7(筆頭演者)
- 標準失語症検査(SLTA)の落とし穴-検査結果と能力の検討-. 第16 回高知県言語聴覚士会学術集会.2012.1(筆頭演者)
- 音声障害に対するアプローチ. 第11回日本言語聴覚学会.2010.6(筆頭演者)
教材
- 大脳動脈血管模型キット(共著,2009,エスコアール)
受賞
- 1992年(平成4年)『地区会を考える』言語聴覚療法 第8巻 第6号 日本言語療法士協会 第4回協会懸賞論文 会長賞
- 2022年(令和4年) 厚生労働大臣表彰
- 2022年(令和4年) リハビリテーション教育評価機構表彰
学歴・経歴
学歴
1986年( 昭和61年) | 日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科 卒業 (社会学士) |
1987年(昭和62年) | 大阪教育大学特殊教育特別専攻科言語障害児教育専攻 修了 |
職歴
1988年~1997年(昭和63年~平成9年) | 医療法人甲風会有馬温泉病院言語科 |
1997年(平成9年)~現在 | 学校法人高知学園高知リハビリテーション学院言語療法学科講師(1997年~2000年)学科長(2001年~) |
2019年(平成31年)~現在 | 学校法人高知学園高知リハビリテーション専門職大学言語聴覚学専攻 准教授 |
その他詳細
資格・免許
1999年(平成11年) | 言語聴覚士 |
所属学会
日本言語聴覚士協会
日本高次脳機能障害学会
日本音声言語医学会
日本嚥下障害臨床研究会
日本嚥下学会
高知県言語聴覚士会
学会における活動
1998年(平成10年)~現在 | 日本嚥下障害臨床研究会 世話人 |
1999年(平成11年)~現在 | 高知県言語聴覚士会 理事(副会長) |
2004年~2006年(平成16年~平成18年) | 日本言語聴覚士協会 評議員 |
2006年~2017年(平成18年~平成29年) | 日本言語聴覚士協会 理事 |
2014年(平成26年)~現在 | 日本音声言語医学会 評議員・査読委員 |
社会における活動
1999年~2017年(平成11年~平成29年) | 高知県口のリハビリテーション研究会 入会・世話人 |
2003年(平成15年)~現在 | 土佐市・春野町介護認定審査会委員 |
2003年(平成24年)~現在 | リハビリテーション教育評価機構 評価委員 |
2017年(平成29年)~現在 | 高知県リハビリテーション職能三団体協議会 副会長 |
2019年(令和元年)~現在 | 高知県産学官民センター コーディネーター |