光内 梨佐
職名 | 准教授 |
---|---|
所属 | リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 |
担当科目 | 言語聴覚療法セミナーⅠ、言語聴覚療法セミナーⅡ、地域課題研究Ⅱ、失語・高次脳機能障害検査実習、発声発語・嚥下障害検査実習、発声発語・嚥下障害評価実習、言語聴覚療法技術実習Ⅱ(高次脳機能障害)、言語聴覚療法臨床実習Ⅰ、言語聴覚療法臨床実習Ⅱ、言語聴覚療法臨床実習Ⅲ、言語聴覚療法地域支援実習、応用言語聴覚学演習 |
研究テーマ
「嗅覚刺激を用いた認知症予防」
聴こえについては周りの方も気づくのは早いのですが、嗅覚(におい)については本人しか分からないことも多いです。においを嗅ぐだけで「美味しそうなにおい」「懐かしいにおい」など様々な感情変化、記憶に影響を与えます。この点に着目し、嗅覚を通して、認知症を早期に発見し、認知症予防に繋げていきたいと思っています。
メッセージ
自分が住み慣れた町や暮らしたい町でずっと笑顔で暮らせるために言語聴覚士として、何かできることはないかと考えています。言語聴覚士は何か障害をもったときに関わる職種として捉えられがちですが、予防や発達などにプラスの要素として関わることもできるのではないかと思っています。私自身もそれを探している途中です。色々な可能性を秘めていると思いますので、その可能性を一緒に探しませんか。
主な業績
論文
- 自動音声認識を用いた単音節明瞭度評価の検討. 保健医療学13:16-22,2022(共著)
- 息こらえ嚥下および強い息こらえ嚥下法での舌骨上筋・下筋群の筋活動量と筋疲労. 言語聴覚研究19:141-150,2022(共著)
- 運動機能と口腔機能との関係について-介護予防事業を展開する通所型サービスCについて-. 地域リハビリテーション15:190-194,2020(共著)
研究発表
- オイゲノールによる言語性記憶への効果検証. 第45回日本高次脳機能障害学会学術総会.2021.3(筆頭演者)
- 舌挙上における運動強度を高めるための工夫-表面筋電図を用いての検討-. 第24回高知県言語聴覚学会.2021.3(共同演者)
- 介護医療院における摂食嚥下障害者の摂食状況の調査. 第26・27回日本摂食嚥下リハビリテーション学会.2021.8(共同演者)
業績詳細
論文
- 行動観察における学生の記録達成率の変化-自閉症児の訓練場面のビデオを用いた検討-. 高知リハビリテーション学院紀要19:49-54,2020(共著)
- SD法を用いた脳性麻痺児及び進行性筋疾患児の映像視聴による学生のイメージ変化の測定. 高知リハビリテーション学院紀要19:61-64,2018(共著)
- ルーブリックを評価基準に用いた感想文指導に関する研究. 高知リハビリテーション学院紀要19:55-60,2018(共著)
- 専門学生における生活の状況に関する調査. 四国公衆衛生誌59:57,2014(共著)
学会発表
- 臨床見学実習の自宅学習時間について.全国リハビリテーション学校協会第32回教育研究大会・教員研修会.2019.8(共同演者)
- 音韻操作障害と失構音を呈した一例. 第19回日本言語聴覚学会.2018.6(共同演者)
- 専門学生における生活の状況に関する調査. 平成25年度四国公衆衛生研究発表会.2013.2(共同演者)
- 3歳児健康診査での言語聴覚士の取り組み. 平成25年度四国公衆衛生研究発表会.2013.2(共同演者)
- 言語聴覚士養成校学生の専門性に関する意識調査. 第7回四国言語聴覚学会.2011.7(共同演者)
- 音声障害に対するアプローチ-高知県の音声治療の現状と課題. 第11回日本言語聴覚学会.2010.6(共同演者)
- 失語症者のAuditory Retention Span(ARS)における到達目標値~若年者のARS testより. 第11回日本言語聴覚学会.2010.6(筆頭演者)
学歴・経歴
学歴
2003年(平成15年) | 高知リハビリテーション学院言語療法学科 卒業 |
2003年(平成15年) | 佛教大学社会学部社会福祉学科 卒業(学士 社会学) |
2010年(平成22年) | 高知大学大学院総合人間自然科学研究科医科学専攻 修士課程 終了(医科学) |
職歴
2003年~2006年(平成15年~平成18年) | 医療法人室原会菊南病院 |
2006年~2008年(平成18年~平成20年) | 学校法人高知学園高知リハビリテーション学院言語療法学科 助手 |
2008年(平成20年)~現在 | 学校法人高知学園高知リハビリテーション学院言語療法学科 講師 |
2019年(平成31年)~現在 | 学校法人高知学園高知リハビリテーション専門職大学言語聴覚学専攻 講師 |
その他詳細
資格・免許
2003年(平成15年) | 言語聴覚士 |
2018年(平成30年) | 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクター |
2021年(令和3年) | 認定言語聴覚士(失語・高次脳機能障害領域) |
2022年(令和4年) | 臨床神経心理士 |
所属学会
日本言語聴覚士協会
日本高次脳機能障害学会
高知県言語聴覚士会