教員紹介

秋山 純和

秋山 純和

職名 教授(学部長)
所属 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
担当科目 運動生理学、運動生理学実習、電気診断学、理学療法技術学実習Ⅱ(PNF)、理学療法臨床実習Ⅰ、理学療法臨床実習Ⅱ、理学療法臨床実習Ⅲ、理学療法地域支援実習

研究テーマ

日常生活動作の援助に関する研究

現在、主にコンパクトMRIを用いた手内筋の筋活動分析をしています。問題あるときその問題に対して研究できればと考えます。すべて解決するわけではありませんが、少しでも糸口にればとの思いで研究できればと考えます。 

メッセージ

問題あるときすぐにあきらめるのではなくて、取り組んでみる。取り組んでいるとある程度知識がついてくるので、そのとき知識のある専門家に相談してみるのがよいと思います。知識を理解するには知識が必要だと思います。四年間の勉強は膨大な量と思いますが、毎日積み重ねだと感じます。学生と一緒に勉強できればと思います。 

主な業績

著書

  • リハビリテーション基礎からナビゲーション(共著,2017,第一出版)
  • 地域理学療法学ノート(共著,2009, アイペック)
  • PNFマニュアル(共著2001,南江堂)

論文

  • Two synergistic types of muscles were detected during forearm rotation exercise by T2 cumulative frequency curves using 0.2 T magnetic resonance imaging .The Journal of Physiological Science 74:doi: 10.1186/s12576-024-00920-9,2024(共著)
  • 【徒手療法】神経筋促通法(PNF)の紹介.理学療法:技術と研究 51:7-11,2023(単著)
  • 基礎3科目模擬試験に対する学生と教員の難易度の感じ方の差異.総合理学療法研究 3:2-5,2022(共著)

研究発表

  • コンパクトMRIを用いた手内筋活動分析の基礎的検討. 第139回理学療法科学学会.2024. 4(筆頭演者)
  • コンパクトMRを用いた手根管の観察.第7回標準徒手医学会学術大会.2024.3(筆頭演者)
  • ペットボトル開け動作における手内筋活動分析の試み.第13回日本スポーツリハビリテーション学会学術大会. 2024.3(筆頭演者)

業績詳細

著書

  • リスク管理(共著, 2010, 文光堂)
  • PT、OTなら知っておきたいからだのこと(共著,2008,遊戯社)
  • 内部障害系理学療法実践マニュアル(共著,2004,文光堂)

論文

  • T2緩和時間を指標とした15%最大筋力時の手関節伸展運動筋の解析.Dokkyo Journal of Medical Sciences44:73-79,2017(共著)
  • 慢性呼吸不全患者の立位姿勢は運動耐容能に反映される.植草学園大学研究紀要8:123-128,2016(共著)DOI:10.24683/uekusad.8.0_123
  • 慢性呼吸不全患者の立位姿勢は運動耐容能に反映される.植草学園大学研究紀要8:123-128,2016(共著) DOI:10.24683/uekusad.8.0_123
  • 臨床実習に臨む学生の生活習慣の変化と精神的ストレス 耐糖能に及ぼす影響.人間総合科学30:37-44,2016(共著)
  • 周術期肺がん患者の身体活動に影響する合併症と術式別の身体活動量の回復過程.理学療法科学31:743-750,2016(共著)DOI:10.1589/rika.31.743
  • 肺がん切除術前後のSF-36による健康関連QOLと6分間歩行試験の関連.理学療法科学31:559-564,2016(共著) DOI:10.1589/rika.31.559
  • 肺癌切除術前後での6分間歩行試験規定因子の相違.理学療法科学31:461-467,2016(共著)
  • 脳血管疾患患者のADLと家族の介護不安 中国におけるリハビリテーションセンターに入院中の患者家族への調査.理学療法科学31:423-427,2016(共著)DOI:10.1589/rika.31.423 
  • 高齢者の呼吸器疾患に対する鍼灸手技療法 拘束性換気障害に対する理学療法 徒手による方法.日本東洋医学系物理療法学会誌40:17-23,2015(単著)DOI:10.32255/jjsop.40.2_17
  • 日本PNF学会の研究動向.PNFリサーチ14:52-57,2014(共著)

研究発表

  • 脳血管疾患患者のADL状況および家族の介護不安に関連する要因-中国地方都市第二級病院の実態調査から-.第136回理学療法科学学会.2023.12(筆頭演者)
  • コンパクトMRIを用いた手内筋活動分析の試み.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine58:3-PAK-1-8,2021(共著)
  • 把握動作における手内筋活動分析.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine58:3-PAK-1-7,2021(共著)
  • T2-map MRIを用いた前腕回旋運動の解析.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine60:4-P-6-11,2023(共著)
  • MR像による骨格筋の動作解析 新しい手法.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine58:EL20,2021(共著)
  • 高齢者の移動能力に対する筋疲労課題中のパワー産生能力の重要性.理学療法学44:O-YB-08-1,2017(共著)
  • 臨床実習生の生活習慣、精神的ストレスが耐糖能に及ぼす影響.理学療法学44: P-DM-01-5,2017(共著)
  • 前腕回外筋活動分析の検討.理学療法科学32:13,2017(共著)
  • MRIを用いた電気刺激による筋収縮の観察.理学療法科学31:17,2016(共著)
  • 日本の理学療法士養成校における心音教育の現状.人間総合科学28:53-57,2015(共著)
  • 肺がん患者に対する6分間歩行試験とリカベントエルゴメータ負荷の特徴.国際医療福祉大学学会誌20:91,2015(共著)
  • 臨床で勤務する理学療法士が持つ不安要素.宝塚医療大学紀要2:8-17,2015(共著)
  • 家族の介護不安 リハビリテーションセンター入院中患者の家族への実態調査.理学療法科学30:33-34,2015(共著)
  • 病態生理を基盤とした多職種連携 理学療法士と病態生理学の関連性.日本病態生理学会雑誌23:54,2014(共著)

学歴・経歴

学歴

1979年( 昭和54年) 高知リハビリテーション学院理学療法学科 卒業
1985年(昭和60年) 東京理科大学工学部二部電気工学科 卒業(工学士)
1988年(昭和63年) 東北福祉大学大学院祉学専攻修了(社会学修士)
2003年(平成15年) 医学(博士)獨協医科大学
2021年(令和3年) 放送大学教養学部教育・心理コース 学士(教養)
2024年(令和6年) 放送大学大学院文化科学研究科(修士課程)修士選科生 在学中 

職歴

1979年(昭和54年) 東京都養育院板橋ナーシングホームリハビリテーション室
1982年(昭和57年) 結核研究所付属病院(現複十字病院勤務)理学療法室
1984年(昭和59年) 米国カイザー病院(PNF研修)
1987年(昭和62年) 国立仙台付属病院リハビリテーション学院理学療法学科 厚生教官
1989年(平成元年) 米国ランチョロスアミーゴスメディカルセンター(心肺理学療法研修)
2003年(平成15年) JICA専門家(中国)
2007年(平成19年) 国際医療福祉大学保健医療学部・大学院医療福祉学研究科 教授
2007年(平成19年) JICA専門家(カンボジア)
2008年(平成20年) JICAシニアボランティア(ヨルダン)
2010年(平成22年) 人間総合科学大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 教授・学科長
2020年(令和2年) 非常勤講師 獨協医科大学 リハビリテーション科学講座
2024年(令和6年) 高知リハビリテーション専門職大学リハビリテーション学部 教授・学部長

その他詳細

資格・免許

1979年(昭和54年) 理学療法士
1993年(平成5年) 臨床工学技士 
1999年(平成11年) PNF上級指導員(日本PNF学会)
2000年(平成12年) 専門理学療法士(日本理学療法士協会) 

心血管系理学療法・呼吸理学療法・糖尿病理学療法・基礎理学療法・ 小児理学療法・物理療法・神経理学療法・理学療法教育 

2018年(平成30年) メンタルケア心理士
2019年(令和元年) 認定心理士
2023年(令和5年) 特別支援教育士
2024年(令和6年) 禁煙認定指導者

所属学会

日本理学療法士協会(日本基礎理学療法学会、日本呼吸理学療法学会、日本小児理学療法学会、日本神経理学療法学会、日本糖尿病学会、日本理学療法教育学会、日本癌・リンパ浮腫理学療法学会、日本精神・心理領域研究会、日本物理療法研究会)
理学療法科学学会
日本病態生理学会
日本生理学会
日本LD学会
日本スポーツリハビリテーション学会
標準徒手医学会
日本禁煙学会
総合理学療法研究会
日本磁気共鳴医学会

社会における活動

1985年(昭和60年)〜現在 理学療法科学学会評議員
1997年(平成9年)〜現在 日本病態生理学会評議員
1999年(平成11年)〜現在 日本PNF学会理事
2011年(平成23年)~現在 日本スポーツリハビリテーション学会監事
2012年(平成24年)〜現在 標準徒手医学顧問
2022年(令和4年)〜現在 総合理学療法研究会相談役